pin3のブログ

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『指揮官たちの特攻』

「お母さん」そう言って、

皆、泣いていた



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人間兵器「桜花」
人間ロケット、人間爆弾。

人間を爆弾の中に入れて、敵に爆弾として、投下する。

兵器とも呼べない「特攻兵器」


ひどすぎる。


こんな異常な世界が、こんな狂気が認められた時代があった。


人間魚雷「回天」
実物の展示を見たときの衝撃は、忘れられない。


人間爆弾「桜花」
この記事をこの小説で、読んだ。




特攻隊
飛行機ごと突っ込むこともひどいが、さらに酷い。

爆弾として、人間を落とす。

若い少年たちを…





こんな惨たらしい、

悲惨な戦争を経て、

今日の『平和』があることを忘れてはならない!



つくづくそう思う。

涙が出る。




1945年、戦争が終わった年。


今年、2019年。

「れいわだ、かいげんだ」わいわい

来年は、2020年。
「オリンピックだ」わいわい


まるで目先を変えさせられているようにしか、見えない。

踊らされているようにしか、感じない。

危機感を持たないように、コントロールされている。



昭和初期
軍国主義国家主義の台頭。

思想統制
法律が変えられ…

不敬罪治安維持法、、、、

戦争を賛美しないものは、「非国民」
逮捕、投獄。


そんな悪法と権力の暴走。
戦争へ突入。



今の時代の流れも政治も
世の中の雰囲気も似かよっているように、やはり感じる。


憲法改正の議論も

この夏の選挙も

無関心ではいられない。




ほんの一世代前。

悲惨な戦争と敗戦で、国が亡んだ。


その愚かな戦争に、
その戦争を導いた愚かな指導者・権力者に、多くの国民が、犠牲になった。



74年前に、現実に、この国で行われていた事実を知らなければならない。

その歴史を直視しなければならない。



『いつかきた道』

また同じ事を繰り返そうとしている、一部権力者、政治屋たちがいる。


子供たちを
青少年を
犠牲にしようが、かまわない連中。


まるで戦争の亡霊にでも取りつかれたような輩。

「平和」を
幸せな「生活」を
平穏な「日常」を奪われてはならない。


『いつかきた道』

繰り返しては、ならない。


戦争の道を

戦争の可能性を開く扉を開けては、ならない。





以下、引用






その一人であった岩沢辰雄は
『海軍航空隊予科練秘話』に記す。


〈皆酔いつぶれて私も夜中に目が覚めた。すると寝床の中で泣いている者がいる。

「お母さん」そう言って。

いくら一人前の搭乗員といってもまだ二十前の少年である。

昼間は一番張り切っていた彼が泣いている。

私も泣き出した。


誰かが冗談に

「俺達はもう神様だからからな」

なんて言ったが誰も笑わなかった。



又夜になると酒盛りが始まる。

又酔いつぶれて寝てしまうが、夜中に泣いている者がいる。


毎日それの連続であった





こんな毎日をまた
繰り返してはならない。


切に、切に、強く願う。



2019 5 19 23:22





追記
2019 5 20 19:58