『霖雨』 廣瀬淡窓 ✨ 廣瀬久兵衛
『霖雨』読了📕
ありがとうございました!\(^-^)/
ことごとくよろし
しばらくこの読後感に、ひたりたいo(^o^)o
さて!
これまでの葉室先生の作品とは、
少し趣が違うなぁと読み進めてきましたが、いろいろと思うところあります。
初出
本書は、月刊文庫『文蔵』2011年4月号~2012年1月号の連載に加筆・修正を加えたものです。
と、あり
初版 2012年 5月25日 発行
水野忠邦に献じた『迂言』の話などが、後半でてくるが
(詳しくは、ネタバレや中味になるので、触れませんが)
今日、現在の「政」を司る者に❗
現在の為政者に読んでもらいたい❗
また国を憂い、「民」を救わんとする願い。気付くべきこと、伝えようとしたいこと、学ぶべきこと。
筆者の祈りが込められた作品でした。
遺作になる『雨と詩人と落花と』
こちらも咸義園を描いていることを思うとなおさら、そう感じざるを得ません。
「それゆえ、ひとには心があるのだ。
— 笑顔◎ピンさん📍笑う門には福✨来まくる【NOAH】 (@warai1234w) 2019年5月7日
心をもってすべてを測れば、どれがおのれの行く道であるかわかるはずだ」
「心を見失うな、との仰せでございますか」
「そうだ。迷いが生じたならば、常にわが心に訊け。
答えはそこにある」#ピンさん発 📍#葉室麟 #日田#出会いはリツイート 💛#11111人 pic.twitter.com/3fPTrp1xus
廣瀬淡窓は
安政二年(1855)まで五十年におよぶ講業を続け、その後、養子や弟子によって咸宜園は引き継がれた。
入門者は四千人を超え、
蘭学者の高野長英、
明治政府兵部大輔となった大村益次郎、
勤皇の志士大楽源太郎や日本における写真術の嚆矢である上野彦馬など多くの人材を輩出した。
淡窓が勉学に励む塾生たちの日々を詠った詩
道(い)うことを休(や)めよ
他郷苦辛多しと
同袍(どうほう)友有り
自ずから相親しむ
紫扉(さいひ)暁に出づれば
霜(しも)雪の如し
君は川流(せんりゅう)を汲め
我は薪を拾わん
『霖雨』より
咸義園のホームページと由来は、こちらに紹介!\(^-^)/
「詩経」の「玄鳥篇」より
「殷、命を受くること
咸宜(ことごとくよろし)し、
百禄是何う(これにならう)」
ことごとくよろし✨
http://www.city.hita.oita.jp/soshiki/kyoikucho/bunkazaihogoka/kangienkyoiku/kangien/index.html
偉大な師の下に、集い、学ぶ。
その師を宣揚しゆく、弟子たち。
素晴らしいです✨
ことごとくよろし
日田を歩きたくなる作品でした。
『霖雨』
みなさんも
機会がありましたら、どうぞ!
\(^-^)/
葉室 麟先生
ありがとうございます。
追悼の意を込めて、読了。
合掌
2019 5 7 火曜日 18:01